
出典:PHOTOSHOP VIP
日本では若年層を中心に人気を集めている『TikTok』ですが、「中国発のアプリっていうのは知っているけど…世界ではどれだけ人気があるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、世界的に見てTikTokがどれだけ流行しているのか、今後どれだけ拡大していく可能性があるのか、日本のTikTokへの影響はあるのかなどを最新の世界情勢を元に解説していきます!
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目次
月間アクティブユーザー数は5億人超え!
現在TikTokは75の言語で世界中の150以上の市場で利用が可能です。最新の統計によると、世界中でTikTokの月間アクティブユーザーは5億人おり、2018年10月時点で6,800万回ダウロードされ、世界で3番目にダウンロードされたアプリとなりました。
東南・東アジアから支持されている
東南アジアにおけるTikTokの支持率は世界的に見ても上位を占めています。
現在、TikTokの利用が禁止されているインドネシアを除き、11カ国でInstagramを上回るほど人気を集めています。
また、東南アジアは10〜20代の若いユーザーがとても多いため、ユーザーの拡大も大いに期待できます。東南アジアでの人気は、TikTokにとってさらなる追い風になると見られます。
インドネシアでは使用禁止に!
そんな東南アジアで人気を博しているTikTokですが、現在インドネシアでは利用が禁止されています。禁止になった理由は、若者がアップする動画の中での音楽やダンス、パフォーマンスに性的な表現や宗教を冒涜するような表現が多く見られたことです。
ただし、情報通信省のRudiantara大臣によると、TikTokのブロックと使用禁止は一時的なもので、TikTokがコンテンツを改善したらインドネシアでの利用再開を許可すると公言しています。
また、現在20人で行なっているチェック体制をさらに強化し、今後は200人で動画をチェックする体制を整えているという。
本場中国での利用率は?

TikTokの本場、中国ではDAU(デイリーアクティブユーザー)が2.5億人、MAU(月間アクティブユーザー)は5億人を突破しました。
その成長率は凄まじく、TikTokがリリースされた2016年9月からわずか2年4ヶ月で2.5億人のDAUを獲得したのです。
中国では企業のTikTok活用も進んでおり、自動車やファッションメーカー、メディアや西安市などの自治体、英会話教室などもTikTokでさまざまなコンテンツを配信しています。
中国では後発のアプリだった!?
また、今でこそ爆発的な人気を誇るTikTokですが、実は中国では後発のショートムービーアプリとして誕生しました。1番のライバルである「Tencent」やBaiduが出資している「Kuaishou」のサービス開始から4年も遅れてサービスをスタートさせました。
ではなぜ、後発だったにも関わらずここまで人気を集めることができたのでしょうか。そこにはByteDanceが行なったマーケティング戦略が大きな鍵を握ります。
世界中でウケるTikTokのマーケティング戦略

出典:Dews
人気タレントの採用
TikTokを提供する「ByteDance」のグローバルマーケティング戦略の一つとして、文化の違うグローバル市場への進出において各国のコンテンツ消費習慣や文化に合わせた展開方法を取っています。
中国では、TikTokがあまり知られていないとき、すでに中国内の人気サイトで知名度のある人だけでなく、芸術学校のこれから人気になりそうな若者(インフルエンサー予備軍)約300人を掘り起こし、TikTokを利用してもらうという投稿動画のフレームワークを設計しました。
対して日本では、すでにインターネット上で人気になっているタレントとTV番組に出ているような人気タレントだけを採用するという戦略を行いました。
また、インドネシアに進出する際には、BytedanceがTikTokでの人気ユーザーを集めてパーティーを行い、ユーザー同士で自分の動画のアイデアを交換するなどTikTokへの帰属感と忠誠心を生み出すことを狙いました。
国の文化や特徴に合わせたマーケティング戦略を行うことによって、“盛り上がり”を演出し、それらが話題を生みます。話題となることで世間に認知されユーザーがどんどん増える仕組みを作っていったのです。
AI技術と他SNSとの連携
TikTokはユーザー数を増やすための技術強化が他のプラットフォームに比べて特出しています。
Bytedance技術(AIラボ)チームは、「TikTok製品がグローバル進出の際に若者たちにすぐ人気にんる大きな理由の一つは、TikTokse製品がYouTubeやInstagramなどにない様々な動画技術を備えていることだ」と言っています。
たしかにTikTokの動画撮影・編集機能は他のSNSメディアにはないものが多く、最先端の機能を兼ね備えているといえます。
また、TikTokではユーザーがFacebookやTwitter、Instagram、YouTubeなどの他のSNSプラットフォーム上でもTikTokのコンテンツを配信できるようになっており、1つのコンテンツを通して各プラットフォームを連携することが可能です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
日本ではまだまだ若年層向けのアプリではありますが、最近ではお店の紹介や相撲の文化を伝えるアカウントなど、バリエーションに富んできています。今後もさらに増えていくことでしょう。
海外では、その国々の文化にあったコンテンツがあったり、利用用途があったりとその可能性はまだまだ計り知れません。今後は日本だけでなく、世界にも注目していく必要があるでしょう。
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